兄弟でダウン症 原因

兄弟でダウン症の原因

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ダウン症が遺伝性のものである場合には、上の子がダウン症の場合には、兄弟でダウン症のリスクを考えると、次の子供を産むことを躊躇してしまうという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、基本的にダウン症は遺伝性ではありません。
 そもそもダウン症というのは、21番目の染色体が通常であれば2本あるはずのものが、3本になってしまっている染色体の異常によって生じます。
21番目の染色体が3本あることによって、多発奇形が見られるようになります。
卵子と精子が作られる段階で、きちんと染色体が分離できなかったことが原因となります。
 ダウン症は、染色体の分離異常が原因であり、親からの遺伝は直接の原因ではありません。
ただし、大変珍しいタイプの転座性のダウン症の場合には、親が転座染色体を持っていることが原因で、子供がダウン症になってしまいます。
この転座性のダウン症は、ダウン症全体のわずか5%という稀なものとなります。
21番目の染色体の1本が、ほかの染色体にくっついてしまうことによって生じます。

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 親が転座染色体を保有しているかどうかについては、染色体の検査を受けることによってわかります。
ゆえに、事前に染色体異常のチェックを受けることで、兄弟でダウン症ということを回避することができます。
前述しましたように、わずかな転座性を除いては、ダウン症は遺伝ではありませんが、高齢での出産になるとダウン症児を出産する確率は高くなります。
 ダウン症は、精子や卵子、受精卵の偶発的な分裂異常が原因となります。
ゆえに、ダウン症の90%以上が遺伝が原因ではありません。
しかし、兄弟でダウン症で、それも転座性のダウン症だった場合には、遺伝によって起こった可能性を否定することはできません。
この場合には、ダウン症の兄弟の両親が、転座染色体保因者であることが考えられます。
父親が保因者の場合のダウン症の再発率は1%であり、母親が保因者の場合の再発率は10%となっています。
母親が保因者であった方が、ダウン症の再発率は高くなっています。

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